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2023.03.22

デンタルインプラント

歯科用CTで精密検査

インプラント治療は人工の歯根を顎骨に埋めるため、骨や周辺組織の状態、位置の正確な検査が必要となります。通常のレントゲンでは2次元的な情報しか得る事が出来ないため、検査としては不十分です。歯のクリニック東京では歯科用CTを用いて、3次元的な検査が可能です。埋入する骨の量、幅や周辺の神経、血管の位置までを正確に把握する事で、術中に起こりうるリスクを軽減し、治療精度の向上に努めています。

術前治療、調整で口腔内を整えます

インプラント治療は、手術の成功はもちろんですが埋入後の長期維持がとても重要です。インプラントに悪影響を及ぼす虫歯、歯周病の治療を事前に行い、インプラント体の長期維持が出来るように努めております。また、咬み合わせが原因でインプラントにトラブルが起こる事も多いため、咬み合わせの調整などもしっかり行い、状態を整えます。

一般的には、インプラント治療も局所麻酔のみで手術を行いますが、意識はしっかりしていますので、使用する器具が視界に入ったり、聞き慣れない音などで恐怖や不安を感じる方も少なくありません。

極度の緊張状態では、麻酔効果の低下や術中の体調不良なども起こる可能性がございます。そのため、当院では「静脈内鎮静法」と言う麻酔法も準備しています。

眠っているような感覚の中で治療を受けられますので、精神的な負担が緩和され、快適な治療が可能です。全身麻酔ではありませんので入院などの必要もなく、その日の内にお帰り頂けます(※お帰りの際には、危機管理がしっかりできる成人の方の付添が必要)。恐怖を感じやすい方や不安な方はお気軽にご相談下さい。

ンプラント治療は、人工歯根を埋入して顎骨と接合するまで、間に待機期間(下顎でおよそ2~3ヶ月、上顎でおよそ4~6ヶ月)が必要になります。

インプラント治療後のリスクとして、「インプラント周囲炎」と言う症状があります。インプラントの歯周病とも言われ、放っておけば最終的にインプラントが抜け落ちる恐ろしい病気です。さらに、通常の歯周病よりも進行が早いのが特徴で、人工歯根のため自覚症状なく重症化します。こういったリスクを、出来るだけ回避するため当院では、短い間隔での検診を推奨して徹底した健康管理に努めています。個人的には、一ヵ月に一度の検診を推奨しています。

歯を失くされた方に適した治療法の一つ

インプラントとは歯が抜けたあごの骨にインプラント体と呼ばれるチタン製のネジを埋め込み、連結装置(アバットメント)を介してセラミックスなどの人工歯(上部構造)を装着する治療です。歯を失くされた方に適した治療法の一つです。

インプラント治療は2、3世紀頃のヨーロッパで、上あごに鉄製のインプラントが埋まっている人骨が発見されたことからも、とても歴史の古い治療方法のひとつです。ただ、当時のインプラント治療が上手に機能していたかはよくわかっていません。その後も様々な材質や形状のインプラントが使われましたが、手術はあまり良くありませんでした。

1952年にスウェーデンのブローネマルク教授が、チタンと骨が結合すること(オッセオインテグレーションという)を発見し、それをインプラント治療に応用することによって治療が確実なものになりました。

現在では多くのインプラントメーカーが、さらにより良いものを作ろうと頑張っています。

インプラントが適している方

  • 抜かなければならない歯がある
  • 抜けたまま放置している歯がある
  • 現在部分入れ歯をしている。
  • ブリッジを入れている
メリット

インプラント治療は他の歯に負担をかけないため、残った歯をダメにしないという大きな利点があります。

  1. 他の歯を傷つけないインプラント治療の最大のメリットは、他の歯を損なうことがないことです。インプラント治療をすることで、歯がさらになくなってしまうことを予防できます。歯を失った後の治療法には、インプラントの他にブリッジ、入れ歯などがありますが、どちらも隣にある歯を削ったり、歯に負担がかかったりします。
    (ブリッジの場合:かぶせる時に土台となる隣の歯を大きく削る必要があります。入れ歯の場合:歯はあまり削らなくてもいいのですが、バネをかける歯に汚れがたまりやすく、また無理な力もかかります。)
    一度歯を削ってしまうと元どおりにはなりません。また、その部分から虫歯になることもあります。
  2. ブリッジ入れ歯と比較して長持ちするブリッジの土台となった歯や入れ歯のバネをかけた歯は、元は健康な歯だったのに、大きく削られたり大きな力が加えられることよって、悪くなりやすくなります。やがて抜かなければならなくなり、さらに大きなブリッジや入れ歯へと作りかえなければならなくなる場合が非常に多いです。インプラントは独立して治療しているので、きちんとお手入れをしていれば、数十年使い続けることができます。
  3. 歯の取り外しをしなくてすむ、違和感がない長年、部分入れ歯や総入れ歯などを使用している患者様にとって、取り外しをするわずらわしさや入れ歯の違和感から解放されるという点が、インプラントの大きなメリットです。
デメリット

インプラントに関して患者様が気にされるのは、外科処置・治療期間・治療費です。

  1. 外科処置が必要インプラント治療はあごの骨の中にチタンのネジを埋め込み、その上に人工の歯をつけるという治療ですので、あごの骨にインプラントを埋め込む手術を避けて通ることはできません。
    手術自体は日帰りですみ、局所麻酔(場合によっては鎮静法を併用)で行いますので、入院や全身麻酔などは必要ありません。比較的身体的負担は軽いのですが、手術後に痛みや腫れを伴うことがあります。
    そのため、重度の糖尿病や脳血管疾患や心疾患などの病気がある患者様は手術ができないこともあります。
  2. 治療期間が長い治療期間が他の治療法と比較し長いということもデメリットです。抜歯をしてから歯を抜いた穴の部分がしっかり治癒するまで、通常4〜6ヶ月かかります。
    それからCT検査などを行い、いよいよインプラントの埋め込み手術となるのですが、手術後再び3〜4ヶ月待たなくてはなりません。インプラントと自分の骨がしっかり結合する(これを「オッセオインテグレーション」といいます)までの時間を置かなければならないのです。
    それから仮歯や最終的な歯の部分をつくりますので、抜歯からスタートすると(骨移植などが必要になるケース)1年前後かかる場合もあります。
    毎週のように通院する訳ではありませんが、どうしても待つ時間が必要になるのが、インプラント治療のデメリットのひとつです。
  3. 費用についてインプラント治療は保険治療の適用範囲外のため、レントゲンや薬剤などを含む全ての治療は自由診療となります。
    歯科医院によって治療費も異なりますが、だいたい1本あたり50万円前後が平均的な治療金額です。保険範囲内で治療のできるブリッジや入れ歯に比べると高額ですが、歯は毎日使うものです。
    治療費には「治療中の安全」と「治療後の快適な生活」という大きな価値が含まれています。
リスク
  1. 手術時のリスクインプラント治療は外科処置を伴うため、必然的にリスクが生じます。その内容は、手術に際して神経や血管を損傷する恐れがあることです。しかし、現在ではCTの画像診断技術が大幅に進歩しているため、術前にCTを撮影し、経験のある専門医がしっかりとした診査・診断を行うことで、リスクを避けることができます。
  2. 治療後のリスクインプラント治療が終了しても、日々のブラッシング(セルフケア)や噛み合わせ調整などの定期的なメンテナンス(プロケア)を怠れば、インプラントも歯周病(インプラントの場合はインプラント周囲炎と呼ぶ)になってしまうことがあります。
    インプラントそのものが劣化することはありませんが、インプラントを支える周りの骨がなくなってしまい、インプラントが動き出し、あごの骨からはずれてしまいます。
    毎日のセルフケアと、定期的なプロケアというインプラントのメンテナンスを行うことが大切です。

根から回復でき、
本物の歯のように噛めるようになります。

インプラントは、失われた歯の代わりに人工歯根(チタン製のインプラント体)を埋め込み、それを土台に人工の歯を固定する治療です。
50年以上の臨床実績があり、長期にわたり機能することが実証されています。
人工の歯を顎の骨に直接固定するため、まるで自分の歯のように自然に感じられます。
手術の必要がありますが、治療にかかる時間は短く済み、治療中は仮歯を装着するので、日常生活にはほとんど支障がありません。
歯を失ってから長期間経っていたり、もともと骨の量が不足している場合でも、インプラントを埋め込む前に骨を移植して骨の量を増やす処置を行えばインプラント治療を受けることができます。

※チタンは整形外科などでも使われている素材です。
生体親和性に優れていて骨とつきやすく、長期にわたる安定性があり、金属アレルギーの少ない、安全性の高い素材です。

インプラント治療を始める前に、必ず歯が悪くなった原因を追求します。
たとえ1本のインプラント治療をする際にも、顎関節の位置、噛み合わせ、歯周病など、お口全体をはじめ、頭(頭蓋骨)・筋肉・姿勢・首周囲・呼吸方法・生活習慣を含めた身体全体まで、写真撮影や触診、精密機器を使用しながら“総合的に診断”いたします。

20年、30年以上先も安心してインプラントをお使いいただくために、口腔内をインプラントに適した環境に整えてから、治療を進めます。

インプラント治療の危険性・合併症

インプラント治療は外科処置の為、発生しうる危険性、及び合併症があります。

〇一過性及び永久性の唇・舌・頬・歯肉・歯牙等の感覚麻痺

〇近接歯牙の損傷・上顎洞・鼻腔への穿孔

〇炎症・疼痛・過敏症・組織治癒遅延、及び術部顔面部の内出血

そのため、重々、診査・診断の上治療を行う必要があります。
また、通常の歯と同じように清掃に気を付けないと、インプラント周囲炎になる可能性があるため、丁寧なブラッシングと定期メンテナンスが重要となります。

当院では難症例の経験が多数ある口腔外科認定医が在籍しており、安心して治療を受けていただくことができます。

東京・虎ノ門・西新橋でインプラント治療をご希望の際はぜひデルタクリニック虎ノ門歯科口腔外科・矯正歯科にご相談ください!

相談料は無料です。またご希望の際は鎮静下での治療も可能です。

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