2023.11.24
親知らずの抜歯
「親知らずを抜いた方がいいですか?」というご質問をいただきます。
①親知らずの歯や歯周組織に疾病がある場合は抜歯
②全身疾患の治療予定で、親知らずを先に抜いておかないと治療の合併症をきたす可能性のある場合は抜歯
という基準に加え、実際の臨床現場で考えている抜歯基準としては
・(将来的に)妊娠の可能性のある方。妊娠の際、どうしてもつわりなどで口腔内の環境が悪化しやすい、またホルモンバランスの変化で親知らずが痛くなる場合があるが、投薬は避けたいので実質的に我慢して頂くしかないため。
・20代の方。親知らずの周囲の骨は若ければ若いほどよくしなり、柔らかいため、最小限の侵襲で抜歯ができる。また若いため、なおりも早い。いつか抜く必要があるなら若いうちに抜くべきなため。
・矯正治療で抜歯が必要な場合
などがあげられます。
ただし、実際抜歯を行うかはこの基準のみならず、レントゲンやCTで歯の埋伏状態、神経の走行、全身状態を総合的に判断した上でになります。
また抜歯の方法もたくさんあり、一様ではありません。
親知らずの抜歯に悩まれている方は、当院にてご相談ください!
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